最近、眼科領域でもサプリメントが注目されています。 加齢黄斑変性をはじめ、緑内障、糖尿病網膜症、白内障、ドライアイ、眼精疲労など、食品の栄養素により病気を予防しようという考え方が広まってきています。日常の食事で十分な栄養素を摂るのはなかなか難しいですが、栄養素を凝縮したサプリメントを利用することで効率よく摂取することができます。サプリメントは、医薬品ではなく食品です。発症している病気を改善するものではありませんが、病気の予防、症状の緩和、不足栄養素の補給として、サプリメントは有効だと考えます。しかし、お店やインターネットなどで購入できるものの中には、効果や副作用の判断があいまいなものもあります。また、いろいろな種類のサプリメントを組み合わせて飲むと、成分の一部が重複して、過剰摂取になることがあり注意が必要です。るり眼科では、高品質な医療機関専用サプリメントを、患者さんひとりひとりにあわせてご紹介いたします。

「ちょっと調子が悪いだけ」「体質だから仕方ない」とあきらめていた体の悩みでも、実は、栄養不足により引き起こされた体からのシグナルということがあります。
その時々の症状を抑える対症療法だけではなく、本質的な体質改善をこの機会にはじめてみませんか？

健康診断では「異常なし」。でもなんとなく調子が悪い…。
原因が特定できない体の不調は、よく調べてみると、栄養障害が関係している場合があります。
適切な栄養素の補給を行うことによって、症状だけでなく、全身状態や、QOL（クオリティ・オブ・ライフ、生活の質）の改善を目指すことができます。

私たちの体は、約37兆個の細胞の集合体で、その細胞一つひとつが、毎日の食事によって摂り入れる「栄養素」（タンパク質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルなど）で構成されています。
栄養療法では、的確な食事指導、医療用サプリメントなどにより、体の材料である栄養素の不足量を補い、体質そのものの根本的な改善を目指します。

「野菜はしっかり食べて、脂ものにも気をつかっている」という方でも、血液検査を行うと、特定の栄養素が不足しているということがあります。
「飽食」と言われる現代は、カロリーは十分に摂れていても、糖質過多や、タンパク質・ビタミン・ミネラル（鉄、亜鉛など）などの栄養素不足に陥りやすい傾向があります。
診察・検査により、「思いもよらない栄養素不足が不調と関係していた」と発覚することがあります。